未経験からフリーランスのWEBライターを目指す時、最初の仕事獲得が高いハードルとなるでしょう。このような方にとって比較的案件を獲得しやすいのが、クラウドソーシングサイトです。
今回は、フリーランスのWEBライターが、クラウドソーシングを活用する方法について解説していきます。
クラウドソーシングとは?
クラウドソーシングサービスは、個人や企業がインターネットを通じて仕事を依頼するサービスです。本業だけではなく、副業として活用する方もいます。
クラウドソーシングのメリットとデメリット
メリット
クラウドソーシングサイトのメリットは、初心者向け案件が多い点です。案件を獲得すれば実績につながるので、次の仕事につながりやすくなるでしょう。
また、サイトのサポートがあり、報酬の未払いトラブルが比較的少ないメリットもあります。
デメリット
クラウドソーシングは未経験でも参入しやすいです。そのため、競争率が高いというデメリットがあります。
さらに、初心者のうちは高単価案件の獲得が難しく、安定した収入を得られないケースも多いでしょう。
おすすめのクラウドソーシングサイト
クラウドソーシングサイトの登録は無料です。初心者向けの案件も多いため、複数サイト登録しておくとよいでしょう。
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実績を積んだら、エージェントサービスへの登録もおすすめです。通常のクラウドソーシングサイトとは異なり、実績に合った仕事を紹介してもらえるケースがあります。
プロフィール作成のポイント
クラウドソーシングにおけるプロフィールは、クライアントからの信頼を得るために重要です。未経験の場合でも、学生時代やフリーランスになる前の経験や実績を記載しておきましょう。
魅力的なプロフィール作成のコツ
クライアントの元には、多くのライターから仕事への提案文が届きます。1つ1つ目を通すのに時間がかかるため、プロフィールは簡潔に分かりやすく書くのがおすすめです。
長文で書くよりも、箇条書きなどを活用し見やすさを意識しましょう。
自己PRの書き方
自己PR文には以下の内容が必要です。
1.導入文:簡単な挨拶と自己紹介をしましょう
2.これまでの経歴と実績:実績がない場合は、業務に活かせそうな経験の紹介がおすすめです
3.応募しようと思ったきっかけ:募集内容をしっかり読んでいることをアピールしましょう
4.利用可能なツール:WordやWord Pressなど、使用可能ツールは全て伝えるのがベストです
5.稼働可能時間:曜日や時間を具体的に伝えましょう
6.ポートフォリオやSNSアカウントなどのURL : SNSは業務使用のものだけ伝えてください
7.仕事に対する意気込み:最後に仕事へ対するやる気を、しっかりとアピールしましょう
ポートフォリオ作成の重要性
ポートフォリオとは、これまでの実績をまとめた作品集です。経験やスキルが分かりやすく、クライアントへ効果的にアピールできます。
過去に執筆した記事を掲載する場合は、著作権トラブルが起こらないようクライアントへ実績提示の可否を確認しておきましょう。
実績として提示できないケースでは、同テーマのサンプル記事などで代用可能です。
案件探しと獲得するためのコツ
クラウドソーシングサイトには、多くの仕事が掲載されています。案件探しのコツを覚えておくと、良質な仕事を獲得できるのです。
案件を探す方法
多くのクラウドソーシングサイトで、カテゴリごとに仕事の検索ができます。キーワード検索をする時は、未経験や初心者などのワードを含めるのがおすすめです。
文字単価や文字数を指定できるケースもあります。文字単価は、できれば1円以上を狙うのがおすすめです。
応募時の注意点
案件への応募では、クライアントへの質問に漏れなく答える点が重要です。質問に答えられていない場合、印象が悪くなってしまいます。内容を1つずつ確認しながら、慎重に応募しましょう。
仕事獲得から納品までの流れ
案件を獲得しただけで満足せず、納品まで丁寧な対応をすると、クライアントからの信頼につながります。どのサイトでも、納品までの流れは基本的に同じです。
契約内容の確認
仕事の契約時には、しっかりと契約内容を確認しておきましょう。特に初心者は分からない部分も多いため、記事の執筆前に不明点はすべて解決しておくのがベターです。
納品時のチェックポイント
納品は、クライアントが指定したフォームで提出します。WEBライターのケースでは、文字数・誤字脱字・文体(で・ある調、です・ます調)などのチェックが必要です。
納期を守るのは仕事の基本であり、万が一遅れる時は必ず事前連絡をしましょう。納品後に修正依頼がある場合は、修正箇所や修正記事の納期確認などが必要です。
報酬について
クラウドソーシングサイトは、報酬管理を運営側が対応しています。クラウドソーシング以外の仕事では、請求書の提出を必要とするケースがほとんどです。
継続的な仕事の獲得には
継続的な仕事を獲得すると、自分の実績が増えていきます。実績を積むと、クラウドソーシング以外でも案件獲得につながるのです。
クライアントからの評価
仕事を終えた後に、多くの場合クライアントからフィードバックをもらえます。ポジティブなコメントはもちろん、ネガティブな意見も業務の改善に役立つのです。
評価が高ければ、他のクライアントも仕事を依頼したくなるでしょう。
継続案件を獲得するためのコツ
継続案件を獲得するためには、納期を守る、報告・連絡・相談ができるなど基本的な部分が大切です。記事の完成度だけではなく、社会人としての基礎も忘れないようにしましょう。
クライアントの目線に立ち、次も仕事を頼みたいと思えるライターが案件を獲得できるのです。
トラブル時の対処法
フリーランスは個人間のやりとりが多く、トラブルに巻き込まれることがあります。トラブルの対処法を知っておけば、冷静に対処可能です。
トラブルが発生した時は
フリーランスに多いトラブルは、報酬未払いや業務範囲外の労働などがあります。トラブル発生時は契約内容を確認し、クライアントへ相談しましょう。
クライアントへの連絡が難しい時は、クラウドソーシングサイト運営への相談がベストです。
トラブルに巻き込まれない方法
トラブル回避のためには、契約内容の事前確認を徹底する必要があります。また、クライアントの評価を確認し、信頼できる業者選びがよいでしょう。
スキルアップ
WEBライターとして活躍するためには、文章作成以外のスキルも必要です。継続案件や高単価案件を獲得したい場合は、積極的にスキルの向上を目指しましょう。
WEBライターに必要なスキル
WEBライターはWEB媒体へ掲載の記事を執筆するため、Word Press入稿・文字装飾・画像選定・SEOなどの知識があると重宝されます。これらのスキルがあるだけで、より仕事の幅が広がるのです。
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まとめ
今回は、WEBライターがクラウドソーシングを活用する方法について、解説しました。ライターだけではなく、全てのフリーランスに共通して必要な知識となります。
初心者でも参入しやすいクラウドソーシングの活用で、WEBライターとして活躍しましょう。
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